じいちゃんとホノカ


わが家には、旦那のじいちゃん(84歳)がドア一つ隔てた隠居に住んでいます。



昨年5月に、ばあちゃんは他界しました。以来、じいちゃんは一人。自分の事は自分でなんでも出来るので、私は時々お菓子や煮物を持って、様子を見に行ったり、声をかけたりしています。



子供達は、隠居に遊びに行くのが日課で、ビスケットをもらったり、一緒に時代劇を見たりするのが、ごく当たり前です。



ばあちゃんが亡くなってからは、ばあちゃん子のトモエはあまり隠居に足が向かなくなってしまいましたが…



小学生になって、宿題が出るようになったりして、時間の余裕が無くなったせいもあります。



逆に、ホノカはこの頃、隠居に足しげく通っています。



生前、ばあちゃんの定位置だった座椅子にちょこんと座って、お茶や白湯をコップに入れてもらって、じいちゃんとテレビを見ています。



…去年の今頃は、ばあちゃんは既に起き上がるのも辛くて、布団からなかなか出てこなかったりして、家族は何となく覚悟をしていた時期でもありました。



ホノカにとって、身内が亡くなる意味とか、まだ分からない事だらけで、時々その疑問を投げかけてきます。



だけど、まだ上手く言葉では表現できないけど、潜在意識のなかでじいちゃんを一番に気遣っているのもホノカなんだろうなぁ…



じいちゃんと二人、お茶を飲んでいる姿に、その優しい心が垣間見えます。



ばあちゃんが居なくなった隠居は淋しいけど、私がいるよ…



ホノカの横顔は、そう言っているように思えます。













2010年01月30日 Posted byK*th2 at 22:37 │Comments(2)

この記事へのコメント
四世代同居、というのもスゴいですが、いろいろと大変な所もあるかもしれませんが、子供さんにとっては、好いふれあいになって、好い経験になってくれて、優しさなども、育まれる様な、気がしましたヨ!(^ー^)/
Posted by 猫シッポ猫シッポ at 2010年01月31日 02:01
猫シッポさんへ
そうですね。確かに世代間のギャップを感じたりすることはたびたびありますが、私自身もじいちゃんばあちゃん子だったので、お年寄りは身近な存在で大好きです。
子供達にとっても、お年寄りのおおらかさは成長過程では重要ですよね。
おかげで3人とも、優しい心を持って成長してくれている気がします(^^)
Posted by K*th2 at 2010年01月31日 22:52
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